VB6のコードリーディングのためにやったあれこれ(2018年版)
VB6で書かれたコードを読む必要があったので頑張ってみた記録
前提
- VB6用のIDE (Visual Basic 6.0 IDE )は無い
- ExcelのVBAはあまり使ったことは無い
サクラエディタ
シンタックスハイライトが効いているのでなんとか読めるが
コメントアウトされたコードの残骸が多く辛い。
関数にぴょんぴょん飛びたいのでctagでタグジャンプを試したがうまく行かなかった。
最終的にはgrepのちから技で解決。
Visual Studio Code
もうちょっと現代風な感じでコードを見てみたかったので試した。
やはりと言うかなんというか、先駆者を発見したので全力で乗っかる
VSCodeのシンタックスハイライトと拡張子の関連付け - 頭ん中
プロジェクトフォルダごと取り込んで
串刺し検索するとそこそこいい感じにはなった。
Visual Studio + (拡張)
VisualStudio でソースコード変換系(VB6→VB.NET)の記事が多く引っかかるが
おもしろい拡張が見つかったのでご紹介
Visual Studio のMarketplace から以下の拡張を入れることで
VB6のプロジェクトのまま Visual Studio で開くことができる
2012,2013用 Visual Basic Tools for Visual Studio - Visual Studio Marketplace
2015用 Visual Basic Tools for Visual Studio 2015 - Visual Studio Marketplace
2017用はまだ
この拡張を入れることによってできることは意訳すると
だいたいこんな感じ
できる/使える
できない/使えない
- 定義へジャンプ
- フォーム デザイナ 画面
- Visual Studio 単体でのコンパイル
(ただし、VB6開発環境がインストールされている場合はPath指定してコンパイルできる様子、未検証)
定義へジャンプができないのがおしい
でも、コードがめちゃくちゃ長いと関数単位で閉じる機能だけでも便利かもしれない。
おまけ
これのサクラエディタ版か Mery版あたりのやつがあれば便利かもしれない
VB6のソースを Javaっぽく変換する秀丸マクロ